アルカンジュ不動産の営業職には、「仕入れ営業」と「販売営業」の2種類があります。
仕入れ営業は、こんな仕事です
当社の商品にするための土地を見つけて、購入する仕事です。気になる土地の情報が入ったら、現地に足を運んで土地の状態や周辺環境などの調査を行い、適正な価格で購入するためにオーナー様と交渉します。
土地の上に建物が建っている場合は、お客様のご要望に応じて、解体や残置物(建物の中に残っている物)の処分なども行います。処分や解体作業を営業自ら行うわけではありません。営業の役目は、提携している専門業者への手配やスケジュール調整をすることです。
具体的には、こんな業務があります
・土地情報の収集
・収集した情報の現地調査
・目をつけた土地を社内に提案して検討
・査定
・土地オーナーにアプローチして売買の交渉
・売買契約の締結
ここが大事!
当社では、「こんな土地を積極的に仕入れてくるように」という基準は、あえて設けていません。なぜなら“売りやすい土地”は同業他社も積極的に仕入れるので、結局、“どこの不動産会社でも売っている土地”になり、販売時に他社との価格競争になりがちです。それよりも、他社が目をつけない土地、売り物にならなそうな難ありの土地でも、営業の判断でどんどん仕入れる。その上で、「仕入れたこの土地に、どうやって付加価値をつけて売ろうか?」を、みんなで考える。それがアルカンジュの流儀です。
この選り好みしない仕入れスタイルを貫いてきたことで、「こんな土地どうやって売り物にするの?」といった難ありの土地にも活路を見出すノウハウが蓄積されてきました。その結果、「こんな土地はアルカンジュ不動産にしか売ってないね」という当社オリジナルの魅力につながり、当社がお客様から選ばれる強みになっています(当社の独自性について、詳しくはこちら)。
販売営業は、こんな仕事です
仕入れ営業が仕入れた土地を整備して、お客様に販売する仕事です。土地の整備とは具体的には、造成(盛り土や地盤の改良など、土地の上に建物を建てやすくするための工事)や、水道やガスの引き込みなど、そこに暮らす人たちが不自由しないようにライフラインを整備することです。
販売の方法は、飛び込みやテレアポではありません。不動産情報サイトや、ポスティングチラシ等で、当社物件の情報を知ったお客様からのお問い合わせに対応する反響営業スタイルです。
具体的には、こんな業務があります
平日と土日祝で、やることは大きく変わります。
<平日の場合>
・不動産情報サイトの新着物件を見て、担当しているお客様のニーズに合う物件や、魅力的な物件が出ていないかチェック
・土日祝に、ご案内(お客様に、ご紹介したい土地を実際に見ていただくこと)の予定が入っている場合は、その準備
・ご案内の予定が入っていない場合は、事前チェックしておいた魅力的な物件を見に行ったり、物件情報のチラシを作って周辺エリアにポスティングしたりと、ご案内につなげるための活動
※販売営業はとにかく「ご案内」ありきなので、平日は、土日祝のご案内の準備や、ご案内につなげるための活動が中心です。お客様のご都合次第では、平日にご案内を行う場合もあります。
<土日祝の場合>
終日、お客様のご案内をすることが主です。お客様のご都合の良い場所でお待ち合わせして、車で物件の場所にお連れします。エリアは幅広いので、場所に応じて直行直帰もOKです。
ここが大事!
反響営業といっても、何もせずに待っていては、お客様とは出会えません。提携している不動産情報サイトに物件(土地)情報をアップしたり、ニーズのありそうなエリアに「こんな土地があります」というチラシポスティングなどを行ったりと、土地を探している方のもとに情報をお届けするための地道な活動は必須です。
また、早く契約を獲りたいがためにお客様を急かしたり、自分が売りたい土地ばかりをお薦めすることは、絶対に禁物。お客様にとって、土地は人生で最大かもしれない大きな買物です。十二分に時間をとって熟考し、悔いのない選択をしていただけるように、しっかりと寄り添い、心を尽くしていきましょう。もしもお客様のこだわりが強く、難しいご要望があったとしても、根気強く時間をかけて、また自分だけで抱えるのではなく、チームで意見交換しながら連係プレーで取り組めば、きっと「これだ!」と思っていただける土地をご紹介できるはずです。(当社のチームワークについて、詳しくはこちら)。